ポロシャツにマッチするロゴ作成のポイント

顧客に配るノベルティグッズには様々な種類がありますが、中でもポロシャツなどの衣類は高い宣伝効果があるため、大きなイベントなどに用いられる傾向があります。ロゴ入りのポロシャツは注目されやすく、普段着としても着こなすことができるので非常に優れたグッズと言えるでしょう。

ここではノベルティグッズに用いるポロシャツの選び方やロゴ作成のポイントについてお伝えします。

汎用性に富んでいるポロシャツ

衣類の一種であるポロシャツはニット製のカジュアルウェアとして世界的に広く普及しています。イギリスで流行した球技のポロで用いられたユニフォームが起源とされていますが、現在ではスポーツウェアに限らず、様々な場で着用されるカジュアルウェアとしてのイメージが一般的です。

ポロシャツはやや厚手で通気性、吸水性に富んだ生地で作られていることから、季節を問わず一年を通しての着用が可能です。また、襟付きなのでジャケットと組み合わせた着用にも適しています。年齢や性別を問わず、誰でも快適に着こなすことができるデザインが世界的に普及した理由と言えるでしょう。

機能的で派手過ぎないデザインから小売店などの制服に用いられることもあります。

ノベルティグッズとしてのメリットについて

ポロシャツは着る人を選ばない汎用性の高さからノベルティグッズの素材として用いられることもあります。衣類をノベルティグッズに用いるケースは少なくありませんが、中でもポロシャツは高い宣伝効果があることから非常に優れた素材と言えるでしょう。

他の衣類もノベルティグッズに用いられることがありますが、ジャンパーは防寒着のイメージが強いので着る季節が限られます。シャツは生地が薄く保温性が乏しいので気温が高い季節以外では着る機会が多くありません。そのことから、一年を通して着ることができるポロシャツこそノベルティグッズに最適と言っても過言ではありません。

普段着として着る機会が多いことも優れた点の一つです。ノベルティグッズは単なる記念品ではなく、配布した企業や団体などにとっては宣伝効果が高い広告としての意味もあります。ポロシャツの場合、着用して出歩くことによって人の目に触れ、それが宣伝という形になって商品やサービス、企業などの名称が広く知れ渡るのです。

ポロシャツなどの衣類には宣伝したい事柄の名称をそのまま記すのではなく、個性的なデザインに仕上げたロゴを載せるのが一般的な方法です。

ロゴはおしゃれな雰囲気を持たせる効果もあることから、デザイン次第ではファッション性に富んだ一着にすることも難しくありません。

ロゴ作成をプロのデザイナーに任せるメリットの詳細

ポロシャツに用いるロゴの作成は誰にでもできそうなイメージがありますが、人を惹きつける個性的なデザインにするためには専門的な知識や優れたセンスが不可欠です。

素人の思いつきだけでは宣伝効果の高い、インパクトのあるロゴ作成は困難と言えるでしょう。デザインについて学んだプロのデザイナーなら宣伝効果の高い、ポジティブなイメージのあるロゴ作成が可能です。デザイナーによってはロゴ作成の依頼に高額な金額を支払うことになりますが、金額に見合うだけの高品質なデザインを期待できます。

また、プロのデザイナーにロゴ作成を任せるのは既存のロゴと類似したデザインになってしまうのを防ぐ目的もあります。素人の思いつきでロゴを作ると既存のロゴと類似したデザインになってしまうことがあります。ロゴの多くは意匠登録されているため、知らないうちに権利侵害のトラブルに見舞われる可能性は否定できません。

その点、プロのデザイナーなら自作のロゴが他のロゴと類似していないかを入念に調査するので、ノベルティグッズを配布した後になってから権利侵害が発覚するおそれはほとんどありません。一方でデザイナーによっては事前の調査を疎かにするケースもあるので、好意的な評価が多く信頼できるデザイナーを選ぶことが重要になります。

ロゴを載せるのに適したポロシャツ選びについて

ポロシャツにロゴを載せる方法の選択がノベルティグッズとしての質を左右するポイントと言えます。プリント印刷や熱転写は手間がかからず費用も安価なのでコストを低く抑えることができますが、一方で劣化が早く、数回の洗濯でロゴが消失することも決して珍しくありません。

安く作ることができる方法ですが、長持ちはしないので長く愛用できるノベルティグッズには不向きと言えます。生地に糸を縫い付けて文字や絵柄を表現する刺繍は形状を長く維持できるので優れたロゴ作成の方法と評価できますが、手間がかかることからコスト高になりやすい欠点もあります。

また、刺繍に用いる糸の色や太さでロゴのイメージが変わる点にも注意しなければいけません。ノベルティグッズに適したポロシャツは刺繍を入れても傷まない、丈夫な生地の物が適しています。色合いは宣伝する商品やサービスなどのイメージに合わせて選びますが、ロゴが目立つように配色に工夫することも大切です。

ポロシャツの生地が白色ならロゴは黒色にするなど、ロゴを目立ちやすくする工夫が求められます。

ロゴ入りのポロシャツをお手入れする際の注意点

ロゴ入りのポロシャツも他の一般的な衣類と同様、着用した後は汚れを取り除くために洗濯を行います。家庭用の洗濯機で洗うことができますが、ロゴの入れ方や生地の材質によってはロゴが剥がれたり色落ちが生じるなどのトラブルに見舞われる可能性があります。

特に色落ちは他の衣類を傷めてしまうので、洗濯の際には十分に注意しなければいけません。ポロシャツのタグに記載されている洗濯の方法を厳守すると共に、色落ちによるトラブルを避けるには他の衣類とは別に洗うことを徹底します。

また、乾燥させる際は乾燥機は使わず、風通しがよい日陰で形を整えて干すのが賢明です。ロゴの入れ方によっては高温での乾燥やシワが生じたまま干すことで剥がれなどの傷みが生じます。そのようなトラブルを避けるためにもロゴ入りのポロシャツは丁寧に扱うことが大切です。

洗濯や乾燥も慎重に行い、ロゴの部分に限らずポロシャツそのものを労わるのが長持ちさせるコツになります。

着る機会が多いポロシャツへのロゴ入れは高い宣伝効果を得られる

ポロシャツは機能的なデザインと優れた着心地から一年を通して着ることができる衣類です。商品やサービスなどの名称をロゴにして入れることで高い宣伝効果を期待できます。一方でロゴのデザインや入れ方、生地の配色で宣伝効果に違いが生じるのも事実です。

プロのデザイナーにロゴ作成を依頼する他、ポロシャツの扱い方には十分に気を配ることが重要になります。